推定40年代、フランス製『リネン ワークジレ』になります。
フレンチワークウェアの定番アイテムと言って良い "Work Gilet"
コットン・コットンピケ・コーデュロイ・ウール等、様々な生地によって仕立てられていますので、生地違いで集められている方も多いのではないでしょうか。
そんな数ある中でも、フレンチヴィンテージにおいて特に人気且つ希少なファブリックである "リネン" を贅沢に使用した1着のご紹介となります。
フレンチヴィンテージにおけるリネン生地は、特にヴィンテージ市場での評価が高く、現代では再現不可能とも言われています。
太番手の糸を使用したリネン生地ではあるものの、フレンチリネン特有の動く度に揺れ動く、プルプルとした生地感は健在です。
素人でも分かる程の別格で上質な生地感を、是非とも一度お試し頂きたいです。
秋冬の定番生地であるコーデュロイ・ウール生地と比べても、薄手の生地となっていますので、着用できるシーズンが長いのは嬉しいポイント。
"リネン = 夏" というイメージがあるかと思いますが、春・秋と問題なくご着用頂けるかと。
普段のスタイリングにこの様なジレを合わせて頂くと、一気にこなれ感が出て上級者のスタイリングに格上げしてくれるかと思います。
前見頃はリネン、後見頃はコットンツイルで仕立てられています。
前見頃にはフラップ無しのポケットが3つ付いており、フロントボタンは7つ仕様となっています。
古い年代程フロントボタンの数が多くなる印象ですので、当個体に関しても古い年代に仕立てられた1着かと思われます。
希少性が高いだけではなく、汎用性の高さも抜群な1着。
ヴィンテージアイテムとの相性は勿論、現行アイテムと合わせて頂いても良い塩梅で纏まるかと思います。
シャツ等の上からサラッと着用するのも良し、ジャケットの下に着用してレイヤードを楽しむのも良しな、持っておくと必ず重宝する1着かと。
サイズ表記は確認出来ませんが、日本サイズで "M" 程度に該当するかと思います。
実寸値を見ても日本人体型に合うゴールデンサイズかと思いますので、幅広い体型の方にご着用頂けるかと思います。
汚れ・ボタン欠損等の使用感はありますが、着用に問題のある大きなダメージは見受けられませんので、まだまだご着用頂けるかと。
定番アイテムではありますが、リネン生地で仕立てられた1着は探しても中々見つからない逸品かと思いますので、お探しの方がいましたらこの機会をお見逃しなく。